多角化した中堅・中小企業の採算管理
ツールに会社を合わせない、AI管理会計。
全社では黒字。でも、どの事業が稼ぎ、どの仕事が利益を削っているのかは見えていない。 AI管理会計ビルダーは、業務の棚卸しから配賦基準、事業別PL、経営ダッシュボードまで、会社に合わせて組み立てます。
| セグメント | 売上高 | 限界利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 精密機器 | 980,000 | 412,600 | 42.1% |
| 産業設備 | 720,000 | 237,600 | 33.0% |
| メンテナンス | 540,000 | 248,400 | 46.0% |
| 新規 / 海外 | 240,000 | 48,600 | 20.3% |
全社PLでは、現場の判断に間に合わない。
売上比で共通費を割る、Excelで月末だけ集計する、部門名と事業名がずれる。 その小さなずれが、投資判断や撤退判断を遅らせます。
Q1事業別採算は、勘定科目ではなく意思決定の単位から設計する必要があります。Q2Excel運用は、属人化、更新遅延、監査不能の三つで経営会議を止めます。Q3AIは入力の代替ではなく、業務棚卸しと配賦仮説の整理に使うと効きます。
既存手段との違い
会計処理を速くする道具と、採算の見方を設計する仕事は別物です。
| 手段 | 得意なこと | 残りやすい問題 | AI管理会計ビルダー |
|---|---|---|---|
| 会計SaaS | 仕訳、請求、月次締めの標準化 | 会社固有の事業軸や配賦基準は別設計になる | 既存SaaSのデータを使い、採算を見る軸を設計する |
| Excel管理 | 現場に合わせた柔軟な集計 | 担当者依存、更新遅れ、定義の揺れが起きる | 定義を固定し、更新可能なダッシュボードへ移す |
| コンサル | 論点整理と初期設計 | 納品後に運用が止まることがある | 運用する画面とデータ接続まで一緒につくる |
3本柱で、数字の見方を組み直す。
棚卸し、設計、運用の3工程をひとつにつなぎます。勘定科目では見えない採算単位を、経営会議で使える形に戻します。
業務と数字の発生点を並べる
売上、原価、工数、販管費がどの作業で生まれるかを洗い出し、勘定科目だけでは見えない単位に分解します。
配賦とセグメントを決める
売上比で割るのか、工数で割るのか。意思決定に耐える粒度で、事業別PLのルールを決めます。
経営会議で使う画面にする
月次で更新できる表、グラフ、例外検知を整えます。納品資料ではなく、毎月見る画面を残します。
4ステップで、現場の数字に戻す。
最初から大きな基幹刷新をしません。手元の会計データと現場のExcelを読み、意味のある単位から始めます。
- 01
現状診断
管理会計のどこが見えていないかを確認します。
- 02
業務棚卸し
売上・原価・工数・共通費の発生点を揃えます。
- 03
採算モデル設計
セグメント、配賦、KPIの定義を決めます。
- 04
ダッシュボード運用
月次で更新される画面に落とし込みます。
動いている実物の粒度
ページ上の数値はサンプルです。実装では、会社ごとの部門・事業・勘定科目に合わせて置き換えます。
事業別 売上と限界利益
単位: 百万円。棒は売上、細い棒は限界利益。
累計 限界利益
月次で積み上がる限界利益の推移(サンプル値)。
| 事業セグメント | 売上高 | 限界利益 | 構成比 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 精密機器 | 980,000 | 412,600 | 42.1% | |
| 産業設備 | 720,000 | 237,600 | 33.0% | |
| メンテナンス | 540,000 | 248,400 | 46.0% | |
| 新規 / 海外 | 240,000 | 48,600 | 20.3% | |
| 合計 | 2,480,000 | 947,200 | 38.2% |
業種から探す
製造業、小売、受託制作では、見るべき採算の単位が違います。自社の業種から、崩れやすい論点と解き方に入れます。
まずここから読む
業種を問わず効く基礎から。採算を見る単位の決め方と、利益の読み方をおさえます。
根拠を残す
採算設計は、見た目のダッシュボードより定義の監査性が大事です。出典、日付、前提を画面に残します。
参照元
- [1]月次損益管理表 FY2025 通期。部門別PLと総勘定元帳の突合。
- [2]工数集計シート 2025年4月から2026年3月。プロジェクト別稼働時間。